ダメなSEO業者に騙されて契約しないための３つのポイント

2012/04/11

被リンクは確かにSEO（上位表示）には有効です。以前までは、手っ取り早く上位表示するための簡単な方法でした。

でも、ちょっと待ってください。最近では、被リンクのリスクが非常に高くなっており、期待できるリターン以上のリスクを背負うことになってしまいがちです。

最近、googleから「不自然なリンク」に対する警告メールが届いたという話を非常によく聞くようになりました。幸い当社ではこのような案件はひとつもないのですが、話によると、

「この警告が届いてしばらくしたらページランクが２だったのがいきなり０になってしまった。」
なんてことも有るようです。

もちろん、純粋な被リンクが増えるのはいい事です。
ですが、有料の被リンクというのは大概の場合「被リンク数のための被リンク」であり、そこには『リンクの必然性』も『リンクの価値』もほとんどない場合が多いです。(大手のディレクトリ登録サイトは少し事情が違うのでこの限りではありません。)

有料のリンクを買うな、と言っているわけではありません。（GOOGLE的には買ってはいけないことになっていますが。）
ですが、SEO業者と契約する前に、その業者が本物かどうか見極める必要があります。万が一偽物のSEO業者に頼んでしまった場合、たいした効果が無い割には「ペナルティを食らうリスク」のほうが圧倒的に高くなってきています。

そこで、少しでも皆様の判断材料になるよう、いくつかの見極めポイントをご紹介します。

１．リンク元のサイトを事前に開示してくれること

怪しいSEO業者の場合、いい加減なサイト（無料ブログ）からとりあえずリンクを貼って数を稼ごうとします。ですので、後ろめたいことがあるSEO業者の場合は、どのサイトからのリンクがもらえるのか、なかなか教えてくれません。

まっとうな業者なら、どのサイトからのリンクを貼ってくれるのか、事前に教えてくれるはずです。すべてのリストは難しいとしても、「たとえばこのサイト」と、例は示してくれるはずです。

２．リンク後に被リンク元サイトの一覧を教えてくれること。

これがなければ「本当にリンクを貼ってくれたのにgoogleが認識してくれなかった」のか「リンクしたと口では言いつつホントはなにもしていない」のか判断が付きません。事前の報告はできなくても、これは確実に教えていただく権利があるし、SEO業者にも教える義務が有ると思います。 これはできない業者には、絶対に頼むべきではありません。

３．万が一の際はリンクをはがしてくれるのか？

被リンクをつけてもらった後、googleから警告が来てしまったり、何らかの事情でリンクを外して貰う必要が出た時にきちんと対応してもらえるかどうかが非常に重要です。一部のSEO業者の中には、「リンクを外すのは別料金ですよ」とか「リンクを外すのに数か月かかります」なんてところも有ります。ひどい場合は、「一度貼ったリンクは外せませんよ。そんな契約してないでしょ」なんてケースもあるみたいです。

今、不自然な被リンクは、googleからペナルティを受けるリスクが非常に高いので、もしそうなった場合でもしっかり対応できる業者でなければ、被リンクを購入するのは極めて危険だと思います。

もちろん、すべてのSEO業者がいい加減なわけではありません。きちんと業者を見極めることが出来れば、うまき活用することができるでしょう。

どうか、皆様、ご契約前に、この３つのポイントをクリアできているSEO業者かどうか、ぜひ一度考えてから契約して下さい。